周防大島Hānau hou(ハナホウ)プロジェクトについて
今、全国に空き家が増えていて深刻な問題となっています。
全国の空家率は13.6%ですが、周防大島は33.4%と倍以上の件数があります。
空家が増えるとどういう問題が起きるのかというと、
・人の出入りがないため、湿気がたまり、柱などが朽ち、倒壊の恐れにつながります。
・空家が増えると、不審者の住処になる可能性があり、犯罪の温床につながります。
人が暮らしていれば長持ちする家も、放置すればするほど、解体するしか選択肢がなくなります。
そうすると、どんどん過疎化は進んでしまいます。
柱や屋根が朽ちていれば、素人には修復不可能ですし、専門家にお願いするにもコストがかかります。
だから、そうなる前に、空家をみんなのアイデアとセンスで再生しよう!
そんな思いで「周防大島Hānau hou(ハナホウ)プロジェクト」はスタートします。
「Hānau hou」とは、「新しく生まれる、再生する」という意味のハワイ語です。
今、メディアでも取り上げられるSDGsは環境のことだけではありません。
家を新しく建てるよりも、大切に使い続け、日本の木造文化を見直すことも大切です。
(結果的に環境にもいいですしね)
初心者さんオッケーです!みんなで楽しくプロジェクトを進めていきたいと思っています。
ぜひ2022年春からスタートする「周防大島Hānau hou(ハナホウ)プロジェクト」にご参加下さい!
日本の古民家はすごい!
日本の古民家は、国内外問わず評価が高いです。
地方移住する若い人は、アパートより、昔ながらの家を借りる方が非常に多いです。
田舎の古民家は、場所によっては夏場も比較的涼しく過ごせることから、エコの観点でも注目を浴びています。
また、昔ながらの手法で作られた古民家は、丈夫であることが特徴で、現代の住宅を凌ぐ耐久性があるとも言われています。
古民家は、その価値が見直されています。
たくさんの人のアイデアで一つの家を再生しよう!
なんでもアリだと意見がまとまりませんし、私達も想定外なモノが完成すると非常に困ってしまうので(笑)、ゴールは「ゲストハウスを作る」にさせていただきます。
構造を変えてしまうなど、危険なことはダメですが(専門家の意見も取り入れます)、基本は「利用する人が楽しくなるゲストハウス」にするためのアイデアを自由に出していただければ、どんどん取り入れます。
なので、はじめに参加してくれた人のアイデアをみんなが引き継いで作っていくカンジになります。
リノベーションに興味がある、ガッツリ空家再生に取り組みたいという方は、初期の段階で参加してもらうほうが楽しいと思いますよ!
みなさんのアイデアで、周防大島に新しい風を吹かせてください!
参加するメリット
- 再生する空き家は寝泊りできるので、宿泊費は無料!周防大島に移住をお考えの方もご利用ください♪
- 建築関係に進みたい方なら大きな経験に!
- まちづくりに関心のある方にも経験と実績になります。
参加条件
- 宿泊費は無料ですが、空家再生のお手伝いをしてください。工具や材料はこちらで用意しています。
- 他の参加者とコミュニケーションを取れる方。どんなに技術や経験のある方でも、協調性のない方のご参加はお断りします。
- 近隣住民に迷惑をかけない方。
- その他、みんなが楽しく参加できるためのルールを守れる方。
周防大島Hānau houプロジェクト
代表:野口友希
山口県周防大島出身。島内で平日でも行列ができる人気店「アロハオレンジ」のオーナーです。
自分の生まれ育った町に増える空き家と、減っていく人に寂しさを感じ、「周防大島Hānau hou(ハナホウ)プロジェクト」を立ち上げました。
「このプロジェクトに関わってくれる人が楽しんでもらえたら、島がもっと盛り上がりそう!」と思ってスタートしました。楽しくないとダメだと思うので、みなさんも楽しんで参加してください!
サポート:ロコネクト合同会社
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